基本的な考え方
當社は、開示の透明性や説明責任を擔保しつつ、資本市場に対し適時、公平に、継続して情報提供することで信頼を高め、當社の企業価値向上の取り組みへの理解や正しい評価の浸透に努めています。更に、経営と株主?投資家との建設的な対話などを通じて、當社に対する見方や資本市場の狀況を適切に把握し、その意見や聲を、経営陣を含む社內へ幅広くフィードバックすることで當社の経営そのものを改善し、企業価値の更なる向上に繋げています。

投資家との対話
機関投資家との対話

Investor Day
幅広く株主?投資家と対話するために、決算電話會議の開催に加え、IR説明會、テーマ別の戦略説明會をオンサイト?Webの両方で開催し、全世界にLive配信しています。
特に2020年11月には、業界初となる本格的なInvestor Dayを半日かけて開催し、新中計でめざす姿や成長ドライバー、資本政策の考え方などを骨太に発信したことに加え、2020年6月?2021年1月には、資本市場の関心が高いデジタル戦略や気候変動戦略にフォーカスした説明會を開催し、國內外の機関投資家から高い評価を得ました。
また、2020年度はコロナ禍も踏まえて対面での海外IRは見送りましたが、むしろ更なる対話の充実を図るべく、電話?Web経由で延べ921社との対話を実施(対前年+198社)しました。
個人投資家との対話

小宮グループCEOによる
個人投資家説明會
2020年度は、感染対策を萬全にした上で、グループCEOが登壇する説明會を開催しました。個人投資家の関心が高い「グループ経営戦略」や「株主還元」などについてもわかりやすく解説し、參加者の満足度は97%と過去5年で最も高い値となりました。
フィードバック
當社は、株主?投資家の皆様との対話を通じて得られた意見を、経営陣を含む社內に幅広く報告し、経営の改善に活かす取り組みにも力を入れています。當社社員は、IRへの関心と馴染みが薄く、IR活動報告會の場を通じて資本市場の聲や會社に対する評価、自身の業務がどのように資本市場と繋がっているかといったことを理解しています。そして、その結果として自身のモチベーションや成長に良い影響を與えるという好循環も生まれています。
2020年度は、Webも活用し、グループ社員2,277名と共有?対話を行いました。

IRグループメンバーによる投資家との面談を再現した
ロールプレイングの風景